証券口座は楽天証券を使っています。
NISAを始めたときに開設してから今まで、一度も他の証券会社に乗り換えたことはありません。ただし、途中でSBI証券への乗り換えを検討したことは何度かあります。
証券会社について調べていると、「楽天証券とSBI証券はどちらがいいのか」という比較をよく目にします。
自分自身も、ポイント還元などを比較して「SBI証券の方が総合的にいいのでは」と思ったことがありました。
それでも、結局は楽天証券から乗り換えず、今まで使い続けています。
この記事では、なぜ楽天証券を選び続けているのか、SBI証券への乗り換えを考えながらも結局そのままにした理由を、自分の実体験をもとに振り返ります。
楽天証券を選んだ理由
楽天証券を選んだのは、2021年につみたてNISAを始めるタイミングでした。
当時、すでに楽天カードを普段使いしていました。楽天カードで投信積立をすると楽天ポイントが貯まるという情報を知り、それが楽天証券を選んだ理由の一つになりました。
証券会社を選ぶ際、特に複数のサービスを細かく比較検討したわけではありません。普段から楽天のサービスを利用していたこともあり、その流れで楽天証券を選びました。
今振り返ると、「楽天証券が他社より圧倒的に優れている」と判断して選んだわけではありません。すでに使っていた楽天カードとの相性や、投信積立でポイントが貯まるという分かりやすいメリットが、自分にとって選びやすかったのだと思います。
こうして2021年につみたてNISAを始めてから、現在まで楽天証券を使い続けています。
SBI証券も検討した話
楽天証券を使い続ける中で、SBI証券への乗り換えを考えたことが何度かあります。
きっかけは、SBI証券のクレジットカード積立のポイント還元に関する情報を目にしたことでした。
三井住友カードなどを使ったクレカ積立では、カードの種類や年間利用額などによってポイント還元率が変わり、条件次第では楽天証券より高い還元を受けられることがあります。
「もしかしたらSBI証券の方が総合的にお得なのでは」と感じ、実際に口座開設を検討したこともあります。
ただ、詳しく調べていくと、高いポイント還元を受けるためには、利用するカードの種類や年間利用額など、いくつかの条件があることが分かりました。
自分は普段から楽天カードをメインで使っています。
SBI証券でより高いポイント還元を狙うのであれば、証券会社を変えるだけではなく、普段使うクレジットカードやその使い方まで含めて考える必要があります。
そこで、「ポイント還元率だけを見てSBI証券に乗り換える必要が本当にあるのだろうか」と考えるようになりました。
調べた内容を簡単に整理すると、以下のようになります。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| クレカ積立の対応カード | 楽天カード | 三井住友カードなど(複数種類) |
| ポイント還元率の目安 | 0.5%〜2.0%(投信の信託報酬等による) | カードの種類・年間利用額により0%〜最大6%程度 |
| 還元を受ける条件 | 楽天カードで積立するだけで対象になりやすい | カードのランクや年間利用額など条件が細かい |
| コンビニ等での特典 | 特になし | 組み合わせるカード側の特典として存在 |
※還元率や条件は変更される可能性があるため、あくまで調べた時点の目安です。最新の内容は各社公式サイトでご確認ください。
それでも楽天証券を使い続けている理由
SBI証券について調べる中で、組み合わせる三井住友カードのポイント還元についても確認しました。
三井住友カードには、対象のコンビニや飲食店などで条件を満たして利用すると、通常より高いポイント還元を受けられる仕組みがあります。
ただ、自分の生活を振り返ると、コンビニをそれほど頻繁に利用していません。
仮にSBI証券に乗り換えて三井住友カードを使うようになったとしても、自分の普段の生活では、こうしたメリットを十分に活かせるのだろうかと思いました。
一方、楽天カードは以前から普段使いしています。
SBI証券でより高い還元を狙うために、証券会社だけでなく、メインで使うクレジットカードや普段の決済まで変える。それよりも、今までの生活スタイルを大きく変えずに使い続けられる楽天証券の方が、自分には合っていると感じました。
もちろん、これは楽天証券の方がSBI証券より優れているという意味ではありません。
カードの使い方や年間利用額によっては、SBI証券の方がメリットを受けやすい人もいると思います。
自分の場合は、「どちらの証券会社がスペック上優れているか」ではなく、「自分の普段の生活にどちらが合っているか」で考えた結果、楽天証券を使い続けることを選びました。
NISAで利用できる金融機関は1年につき1つ
証券会社選びに関して、もう一つ実感していることがあります。
NISAでは、同じ年に複数の金融機関を使って新たに投資することはできません。
自分の場合、SBI証券を検討していた時期がありましたが、すでに楽天証券でNISAを利用していたため、同じ年に楽天証券とSBI証券の両方でNISAの新規買付をすることはできませんでした。
NISAを利用する金融機関を変更すること自体は可能です。
ただし、楽天証券のNISAで保有している商品を、そのままSBI証券のNISAへ移すことはできません。金融機関を変更しても、それまでに購入した商品は楽天証券側で非課税のまま保有することになります。
つまり、SBI証券へ変更すれば、それまでのNISA資産は楽天証券、新しく投資する分はSBI証券というように、資産の管理先が分かれる可能性があります。
自分としては、そこまでしてSBI証券へ変更したいと思えるほどの強い理由はありませんでした。
ポイント還元などに多少の違いがあったとしても、すでに使い続けている楽天証券から変更するほどのメリットがあるのか。
そう考えたことも、結果的に楽天証券を使い続ける理由の一つになっています。
今でも「SBIの方がいいのかも」と思う瞬間
楽天証券を使い続けていますが、今でも時々「SBI証券の方がポイント還元では有利なのかもしれない」と思うことがあります。
特に、SBI証券のクレカ積立の還元率に関する新しい情報を目にしたときなどは、「自分の場合はどうなんだろう」とふと気になることがあります。
ただ、そのたびに思い出すのは、ここまで書いてきたような「自分の生活スタイルに合っているかどうか」という視点です。還元率の数字だけを見て一喜一憂するのではなく、自分が実際にその条件を満たせるかどうかを考えると、今のところ楽天証券を続ける選択に納得しています。
まとめ
証券口座は、2021年につみたてNISAを始めてから今まで、楽天証券だけを使い続けています。
その間、SBI証券への乗り換えを検討したことは何度かありました。SBI証券のクレカ積立には、条件次第で楽天証券より高いポイント還元を受けられる仕組みがあります。それでも、乗り換えには至りませんでした。
理由は、単純な還元率の比較ではなく、自分の生活スタイルに合っているかどうかで考えたからです。
普段から楽天カードを使っていること、コンビニをあまり利用しないこと、そしてNISAで利用する金融機関を変更した場合のことまで考え、総合的に楽天証券を続ける判断をしました。
この記事のポイントをまとめると次のとおりです。
- 楽天証券とSBI証券、どちらが優れているかは一概には言えない
- 高いポイント還元を受けるには、カードの種類や年間利用額などの条件がある
- 証券会社選びは、還元率の数字だけでなく、自分の普段の生活スタイルとの相性も考えた方がいい
- NISAの金融機関は変更できるが、変更前に保有している商品を変更先のNISAへ移すことはできない
もし今、証券会社選びで「どちらがお得か」だけを比較している人がいたら、自分の普段の生活で無理なく続けられるかどうかも、一つの判断材料にしてみてほしいと思います。
NISAの始め方については新NISAの始め方完全ガイド、つみたて投資の始め方についてはつみたて投資の始め方もあわせて参考にしてください。
※本記事は筆者個人の体験に基づくものであり、証券会社や金融商品を推奨するものではありません。ポイント還元率や制度の内容は変更される可能性があるため、最新情報は各社や金融庁、国税庁などの公式情報をご確認ください。

